内定者には共通点がある。簡単にできる就活の志望動機の書き方

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数多くのキャリアアドバイザーをしてきて人事の採用改善のお手伝いもしてきたmafeeです。

就活がうまくいく学生の志望動機にはある程度共通点があることがたくさんのキャリア支援をしてきて見えてきたのでご紹介していきます。

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就活するときには自己PRの他にもう一つ大事な要素が志望動機ですよね。

自己PRの前の段階、自己分析については下記の記事にて書いています。

mafeeblog_shukatu 人事が教える簡単にできる就活の自己分析方法

志望動機はいわゆる企業向けに書いたラブレターです。

(企業で採用を担当する職種の人のことを人事と呼ぶことが多いので採用担当者を人事と読んでいきます。)

人事は実は新卒採用のときには自己PRよりも志望動機を重視します。

あらゆるビジネスマンがいる中で正直、学生の自己PRは世の中でいうとそこまですごいって思うことはほぼないです。

「〇〇の資格を持っています。」と言われても学生の持っている資格も対したことないのがほとんどです。

そうなってくると志望動機をみることが多いのです。

では結論から。

どうしたら内定がでる志望動機を書けるのか。結論は

競合比較・原体験・方向性が一緒という構成で書くだけ

このポイントを抑えて志望動機を書けば特に問題なく割といい志望動機を書くことができます。

では、ここから志望動機の書き方を丁寧にポイントごとに紹介していきます。

志望動機の構成を大まかに決めよう

書き始める前にある程度、何を書いていくのか決めましょう。

  • なぜ入社したいのか一言で
  • 入社したい企業の特徴をあげる
  • 自分の特徴をあげる
  • 企業と自分がいかにマッチングするか話す
  • 自分が貢献できることを少しだけ加える

上記のような構成で書いていくのが一番の志望動機のおすすめです。

こちらのおすすめのポイントも詳しくご紹介していきます。

なぜ入社したいのか一言で

相手にわかりやすく物事を伝えるときには、一番最初に一言で要件を伝えます。

これができる学生は少ないです。

特に就活の始まる時期には特に少ないので最初からやっていきましょう。

最初は苦痛に感じるかもしれませんが、徐々に慣れていきます。

例えば

「私は世界にある貧困を無くしたい。なので貴社に志望いたしました。」

大雑把ですが、こんな感じで最初は始めましょう。

最初に一言から始める必要はないです。

他のを書いてからまとめで一番最後に一言を考えて志望動機の最初の方に付け足しても大丈夫です。

できない人は最初は上記のやり方をおすすめします。

入社したい企業の特徴をあげる

入社したい企業の業界には他にも企業がいるのになぜそこの企業に入社したいのか。

例えば普段でも何か買うときに比較・検討をするようなものです。

ペンを買うときでもいいです。家電でもいいです。

なぜ、その商品を買うのか考えて比較・検討する感じです。

あなたの入社したい企業の業界にはたくさんの企業が存在しています。

なぜ、比較したなかでそこの企業なのか明確にしましょう。

競合差別化の難しい企業や何から取り組んでいいのか分からない人は下記の記事を参考にしてみて取り組んでみるのもいいかもしれないです。

mafeeblog_shukatu 就活をベストなタイミングではじめる方法と学年別おすすめ就活方法

一番いいのは入社したい企業の業界にいる人に会ってみて下記の質問をするのがいいです。

「なぜ、そこの企業に入社したのですか?」

「他の企業との差別化はどんなところなのですか?」

質問をするとある程度見えてくるのでおすすめです。

自分の特徴をあげる

先ほどの企業比較と同じですが、次は自分です。

mafeeblog_shukatu 人事が教える簡単にできる就活の自己分析方法

こちらの記事を参考にしながら読み進めてください。

自己分析ができないと特徴も分からないので記事で取り上げてる自己分析はおすすめです。

簡単にいうと自分は何になりたいのか。どういうことが強みなのか。

これを考えましょう。

企業と自分がいかにマッチングするか

自分の特徴と企業の特徴が出たらいかにマッチングするかを書きましょう。

ここはどこがマッチングするのか、はお任せします。

例えば、目指す先が一緒ということを伝えてもいいかもしれません。

自分がこういう世界を作りたいと目指しているなら

企業にもミッションというなりたい企業像が存在するのでそこに照らし合わせてもいいと思います。

キャリア的にこれを目指しているからでもいいです。

ここか自分の特徴に合わせてもいいです。

自分が貢献できることを少しだけ加える

最後に少し難しいですが、自分が企業に貢献できることを少し加えましょう。

学生に多くみられる特徴ですが、福利厚生がいいとか、オフィス綺麗とかで企業に入社したいと考えがちですが、

企業側からするとそれらを提供するのは企業への貢献を最大化したいからです。

なので、自分は入社したら何で貢献できるのか。

実際に働いたことないと難しいですし、働いたことのある人でも難しいので無理する必要ないですが、意気込みでもいいので〇〇で貢献します。と書きましょう。

ポイントを押さえて構成を決めてから書き始めよう。

ここまできたら書ける準備は整いました。

構成は

  1. なぜ入社したいのか一言。
  2. 競合と比較してなぜ選んだのか。
  3. 自分と希望企業がどれだけマッチングしてるのか。
  4. 自分が企業に貢献できること。

上記の構成で書きましょう。

最初に本番の紙に書かずに箇条書きでポイントを書いてそこに殴り書きしてもいいです。

そのメモを徐々にまとめていきましょう。

まとめ

5つのポイントの下準備をした上で志望動機を書き始めましょう。

全ては下準備で決まります。

ここまでした下準備は面接でも役に立ってきます。

自分の経験からでる言葉には重みがあります。

人事は1年間に数千人の人と面接するので感覚でも嘘か本当かすぐ見極められます。

机に向かうのも大事ですが、足を使った情報の獲得も大事なので詰まってきたら実際に足を使って情報収集してみるのをおすすめします。