【被害者はあなたかも】コインハイブ事件を徹底解説・考察!無断マイニングをしていたCoinhive事件

coinhive

【被害者はあなたかも】コインハイブ事件を徹底解説・考察!無断マイニングをしていたCoinhive事件を紹介していきます。

マーフィーブログのマーフィーです。

僕のブログで取り上げてしまうと陰謀論ぽくなってしまいますが、実際にあった事件です。

実は前からですが、気になっている事件があったので調べてみました。

最近では検察がどうのこうのだ、わざわざロッキード事件の元検事長が外出してきて騒がれてと。

コインハイブ事件も検察の無理矢理感はあるかなと思ったので今回は解説と考察をしていきたいと思います。

mafeeblogYoutube

マーフィーブログはYoutubeもやってるよ!チャンネルも登録してね!

mafeeのYoutubeチャンネルはこちらから

逆転有罪で罰金10万円を求刑したコインハイブ事件。何かがおかしような気がする

マイニングするコインハイブ

コインハイブとは?って始めようと思ったんですけど、ネットに詳しくないとここ説明しても難しいと思うので省きます。詳細聞きたい人はYoutubeをみにきてください。では、コインハイブ事件を時系列で追ってみましょう。

思いもしない刑事事件になる

現在SNSでも活動しているモロさんという方が作ろうしたサービスが原点になります。Gigazineの記事をみたのがキッカケだったそうです。

記事の内容を簡単に説明すると例えばですが、普段みなさん、僕のこのサイト見てもそうですけど広告が目に入りますよね。

この広告をクリックしたりすると僕にお金がはいるわけですが、この広告をなくす代わりに今、このページを開いている皆さんのPCや携帯のCPUを使いすぎないようにしながら仮想通貨のマイニングをします。

そうすると視覚的に広告を見なくていいし、書いている僕にもお金が入るという一部では素晴らしいとも賞賛されていたサービスなんです。当然、他にもこれはグレーゾーンで駄目ではないかとも言われていました。

そんな記事をみて、PCや携帯のCPUに負荷がかからないように快適に閲覧できるように調整してサービスにしたもののそんなに収益性もなくやめたそうです。

コインハイブを削除して約3ヶ月後に電話がきます。

警察「とある事件に協力していただきたいのですが。」

モロさん「え、仕事あるけど一時間くらいなら、でも家にいないです。」

警察「一時間じゃ足りないですね。もう家の目の前にいるんで出てきてもらえますか?」

仕事の都合で家にいなかったようで、職場の近くまで来て自宅までワゴン車で輸送されました。

それで家宅捜査。パソコンを操作されるのを見ながら拘束時間は10時間に及んだそうです。

翌週には結婚式を控えていたそうで、奥さんに泣きながら謝ったそうです。

警察署で取り調べをされるのですが、ここからが酷い。

多少なりともプログラムを書ける立場ではあるので言っていることは分かるのですが、警察の方は参考にした記事を見る限りほぼ意味分かっていない単語を使って質問してるのかな?て思うぐらいです。

ここから、絶対嘘だよ。そんな冗談に決まってんじゃん。てレベルの取り調べが始まります。

警察「引っ掛かってんだよ。お前がどう思おうが関係ねぇんだよ。引っ掛かってんだよ。分かるか?」

モロさん「はい。おっしゃってることは……。」

警察「な、お前だってこれから……新婚さんだろ?ちゃんと清算して、やってくんだろ?だったらちゃんと反省しろよ。」

他にも人格否定のような発言もあったみたいです。

これがドラマとかでみる暗い部屋の中で何時間もやられたら精神的にやられてもおかしくないですね。

コインハイブの罪状は不正指令電磁的記録 取得・保管罪、通称「ウイルス罪」で罰金10万円の略式命令

この罪状があらゆるところで議論を巻き起こします。

というのもあらゆるサイトがこの法律に適用される可能性があるからです。

無罪判決

2019年3月に横浜地裁にて無罪となります。

  • Coinhiveは不正指令電磁的記録(ウイルス)にあたるか
  • 不正なプログラムか
  • ユーザーの意図に反していたか

ここが論点だったみたいです。結局こんな感じ

  • みんなCoinhiveなんて知らないのでNG
  • 広告と似たようなものなのでOK

ウイルスに相当したとしても問題はないし、警察が強引ってことで刑事事件有罪率99%以上の中、異例の無罪

相当苦しかっただろうと思います。本人のnoteを見ながら感情移入して涙出そうになりました。

浅はかな考えで批判されていたかもしれないけど、世の中動かしているサービスも浅はかな考えから生まれているものもあるので、そんなに責められなくてもいい気もする。

裁判で検察側から「被告のやったことは金銭目的で身勝手かつ、反省の態度は希薄で再犯の恐れがある」とご指摘を受けたそうです。

ただ、裁判官は「良質なコンテンツを生み出す上で収益は必要不可欠である。被告が収益を得ることで結果としてユーザーにも還元され、双方のメリットになりうる」と言ってくれたそうです。

検察は何も言えないでしょうね。その通りだもん。

なぜか逆転有罪

2020年2月に東京高裁にて罰金10万円の有罪になってしまう。

サイト運営者が得るモネロが,直接的又は間接的にその後のウェブサイトのサービスの質を維持・向上させるための資金源になり得るのであるから,現在のみならず将来的にも閲覧需要のある閲覧者にとっては利益となる側面がある

https://note.com/morois/n/n44fdaeca6759

言っていたこと否定するような内容だったみたいです

ここでは検事の働きかけがどうなったのかわかりません。異例の無実が許されなかったのかもしれません。

クラウドファンディングにてかなりの金額が集まり、今は意見書を募集しているそうです。

開示されている文章を見る限り一般的な認知の元どう判断されるかが重要になってくのかなと思いますが、意地になって裁判をしているとも思います。

コインハイブ事件の着目点はウイルスか?

今回のコインハイブの事件の着目点は本当に無断マイニングだけなのかな?ニュースでは多分、技術的な話が分からない人が書いている記事が多いせいかマイニングは負荷がかかるとかJavascriptがとか書いているのが現実です。

これは耐えられないかもしれない

刑事の取り調べの部分。

男「お前がやってることは法律に引っかかってんだよ! わかんだろ?」

僕「え、それは」

男「反論してんじゃねぇよ! 引っかかってんだよ、法律に」

僕「……」

男「だから警察がガサやってんだよ! お前がどう思おうが関係ねえんだよ。わかるか?」

僕「はい……」

男「結婚して奥さんもいるんだろ? またやんの!?」

この男というのは刑事らしいです。当事者のブログから見ることができます。

こんな言われ方したらどうなるだろうか。精神的にも病んでもおかしくないだろうし、本人も言っている通りで耐えられない人は耐えられないだろうと思います。

自分たちが捕まえた人は何が何でも悪いという考えなのかな?とも思ってしまう。

ただ、警察側の意見は今回とても少なかったので何とも言えないけどもこんなことが起きていたなら闇の部分でもあるでしょう。

サイバー課????

サイバー課は例えるならカニとカニカマの判断がつかないような人がカニ専門店をやっているくらい本人の記事を見た限りはそう感じました。

不正なコードを貼っているみたいな記事も乱立しているが、そんなことも実はない。

定義がJavascriptのコードだとするなら

そのコードを不正だとするなら大体のサイトが不正なコードを貼っている大量に。

これが捕まってしまったら何か新しいサービスを作るときにチャレンジはしずらくなってしまう可能性もある。

日本の技術が育たない可能性もあるかも?

ここからは極端な話にもなるかもしれないです。

グレーな世界

実は意図に反する動作っていうのはどのサイトに訪問しても起きてしまう現象でもある可能性があります。

そして、CPUの無断使用も広告では起きてしまう。Youtubeの広告でも同様です。

そうなってくるととてもグレーなお話で、視覚的に広告がウザイって思う人も少なくないでしょう。

サイトによってはポップアップでずっと付いてくる広告も存在する場合なんかはマイニングの方が使いやすい可能性もあります。

実は僕たちの普段から触れているサイトも今回の事件で言及されている意図しない動作というのは起きていることが多々あります。

グレーの大半をブラックにしてしまうこともありえちゃう事件です。

マーフィーの考察

伝え方一つで変わることがわかりました。

「私の携帯やPCのCPUを無断で使用するなんて!」って思うかもしれないですけど、普段見てるサイトも意図しない動作していると考えるとどうでしょうか?

文章一言だけ取ると意外と事実とかけ離れていることはあるんだなと思います。

技術が好きだからこそ、メディアとは逆のことを書いているブログだから今回の記事は割とモロさんよりになってしまったかもしれないです。

もちろん、警察の言い分もあると思うので何とも確実なことは言えないけども考えるキッカケになると思います。

これから起こること知るためになにが必要か?

これから起こることを知るためのいい方法は2つあります。

当事者にインタビューするのが最もいい手法ですが、そんなの難しすぎると思います。

例えば、大統領にインタビューする。しかも、本音を聞き出すなんてほとんど無理でしょう。

でも、大統領の裏のこととか政府のうらのことを1000円くらいで知ることができます。その方法が本を買うことです。

本を買うのは無駄と考えがちですが、読まないと損をしてしまうこともあります。

あらゆる著名人が人生をかけて書き上げた本を1000円以下で購入できて、今後のことを予測することができるなら。

多くの知識を蓄えることができるのなら、かなりお得なかなと思います。

こちら↓の記事にもおすすめ本をまとめています。

気軽に簡単に詳しく知りたい人はこちら

「本、読むのめんどくさい」

「そもそもそんな時間ないよ」などなど

様々な制約がかかって時間をかけれない人もいると思います。

そこで記事では書けない内容を喋ったり、簡単に解説しているのが僕のYoutubeチャンネルです。

ブログでは書けないようなことを喋ったり、解説しています。

ラジオや音楽代わりに何か他の家事などしながら聞くだけでたくさんの情報を受け取ることが無料でできちゃいます。こんなの聞いていいの?っていことも話していきます笑

mafeeのYoutubeチャンネルはこちらから